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VOCALOID2「鏡音リン」のボイスは下田麻美
DTMマガジン」12月号で発表された模様。『THE IDOLM@STER』の「とかち」こと双海亜美双海真美役で有名な方ですね。彼女独特の「こぶしを回す」ような歌唱法が、どのように活かされるか楽しみ。

先日は、「シンセサイザーとして使いやすい、あまりキャラクター性の高くないものとなって欲しい」といった内容のことを書きましたが、そんなものが受け入れられるならば、ヤマハVOCALOIDを発表した時点でみんな夢中になっていたはず。
同人音楽界隈でも、Silver Forest初音ミクを積極的に使用していますし。「キャラクター性の濃い音をいかに使いこなすか」というほうに思考を振り向けたほうが有意義かもー、なんて思ったりしています。

声質や歌唱法に特徴がある声優さんを使うということは、曲調やフレーズによって破綻が起きやすいということを意味します。しかし、これもまた一概に欠点とは言えないのかもしれない。
ある瞬間には生々しいまでに自然な歌を聴かせ、次の瞬間、機械でしかありえない不自然な部分を露呈する。このアンバランスさも、また初音ミクの魅力のひとつとなっていると思う。
なんというか「VOCALOIDつり橋効果」という感じで、その落差にドキッとして惹きつけられてしまうんです。僕だけでしょうか?

初音ミクユーザーでもないのに、ついニュースの域を超えた感想を書いてしまうのはなんでだろう。
Twitterに夢中になっているうちに深夜になってしまったので、このあたりでー。