またヘッドホンが増えた

通勤用に使用していたK26Pに障害発生。コードの根元の部分の被膜が外れ、銅線がむき出しの状態に。他にも同じ故障をしたかたが少なくないため、K26Pの構造的欠陥なのかもしれません。通常の使用には問題ないものの不安なので、ポータブル用のものをひとつ購入することに。
K26Pはいいヘッドホンでした。軽く小さく、音もそれなり以上。小さなボディに無理やり40mmドライバーを突っ込んでるせいか、むちゃくちゃにこもっているのものの、それも個性と思わせてくれる音作り。遮音性が高く、低音が豊富なので低音のノイズが多い電車・地下鉄などにも最適と、かなり満足していました。
後継機種のK414Pも、評判は上々…なのですが、モデルチェンジとともにかなり値段が上がっているので、今回は別のもの、失敗しても惜しくない低価格モデルから選択にすることに。同じものばっかりだとあきますしね。
第一候補は、ニコニコ市場、2チャンネルなどで評判のHP-RX500。視聴機を試すと噂どおり低音・高音ともよく出る。けど、全体的に妙な響きが乗ってるような。視聴機での印象はあてにならないけれど、ハウジングを振動させて響きを出す設計なのかも。あと、思った以上に大きく、ポータブル用途にはじゃんかん無理がありそう。布製のイヤパッド+強くない側圧は、耳に心地よいけれど遮音性は不安。
いろいろ悩んだ結果、ATH-PRO30を購入。視聴もそこそこに値段と見た目だけで決めました。カバンのポケットに入るぎりぎりのサイズだったのが決め手。
音は…ドンシャリの見本みたいなもんですね。低音ドンドコ、高音域は一部だけ飛び出している音域があるようで、シンバルの音だけ妙に強調される。この高音域のクセのせいか、全体的にとがった音で、けっこう聴き疲れしそう。けど、地下鉄・電車にはこのくらいのほうがいいような気も。フラットなヘッドホンだと、騒音にかき消されてベースが聴き取れなかったりするし。
3000円以下という値段なので、あまり多くを求めるべきではないでしょう。
使い物になるかどうかは、まだわからない。特に、音漏れが不安。