ライトノベル・フェスティバルに行ってみた

そんなわけで、重度のラノベ中毒患者が押し寄せるという噂のライトノベル・フェスティバルに参加してまいりました。文学フリマなどでも使用されている東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎で朝10時から夕方17時まで。鍛え方がたりないのか、長丁場にグロッキー気味です。
支倉凍砂さん(『狼と香辛料』)のインタビューに、須賀しのぶさん(『流血女神伝』)のチャットインタビュー、それにラノベ各レーベルの編集者による営業タイムなど、いろいろあったけど田中ロミオのアンケート回答が読み上げられたのが一番印象に残ったかも。短い回答でも完全にロミオ節になっていました。すごいアクの強さとサービス精神だ。影響を受けたラノベに『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』(秋津透)が挙げられていて、エロラノベからエロゲに行ったのかと無駄に感動。
ゆっくり昼食を取っていたら「お茶会企画」に出遅れ、知らない人とラノベトークをしたりは出来なかったのは心残り。代わりに「ライトノベル試験」なるものを受けて、67点(たぶん平均点ぐらい)という普通すぎる点数をたたき出したりしてました。数学ジャンルが普通に計算問題だったので、見た瞬間降参して勘で選んだら全問不正解だったのが敗因か。
帰りには、一緒に行った友人宅にお邪魔して新クールアニメ鑑賞会を開催。「コードギアスR2」第二話を見て、ゼロ様の一挙手一投足に歓声をあげたりいたしました…ってこれはLNF関係ないですね。ゼロ様最高。

■追記(4/16)
And Then There Were Noneさんが、Twitterでの発言などをもとに「田中ロミオアンケート」の情報をまとめてくださり、そのリンクから田中ロミオ情報を求める方がいらしているようなので、思い出せる限り付け加えておきます。

このアンケートが読み上げられたのは、第7回LNFの「ライトノベル天気予報」というコーナーでのことです。ラノベ各レーベルの編集さんがアピールをする企画だったのですが、ガガガ文庫はなぜか代理として田中ロミオの事前インタヴューを出してきました。なんとも豪華な代打ですね。
当日は、自動読み上げソフトを使ってテキストを音声化していました。これがあまり聞き取りやすいとはいえなかったこともあり、内容は正確ではない恐れがあります。むしろ語尾や細かい言い回しなどは間違っていることを保障いたします。

ラノベデビューのきっかけについて

「もともとエロゲライターがラノベで通用するかどうかという話からスタートして、みんなでラノベを書いて賞に送ってみようという話になった。そうこうしていたら、とある人から「編集を紹介しましょうか?」と言われたので、そのツテを使わせていただくことに」

このあと、非常に小粋でクールなジョークを入れていた気がしますが思い出せません。

ラノベとゲームの差異について

ラノベ短距離走、ゲームシナリオは長距離走

ラノベのほうが長距離なのでは? という実行委員長・勝木氏に対し、ゲストの三村美衣さんが「いや、田中ロミオのゲームは長距離走です。ぐるぐる何周も周りますからね!」と突っ込んでいました。

・『人類は衰退しました』の登場人物に名前はないのか? という質問に対して

「決めているのですが、公表すると怒られそうなので差し控えさせていただきます」

気になりますね。強烈なパロディだったのでしょうか。それとも放送禁止な…。

・『ガンバの冒険』で好きなキャラクターは? という質問に対して

ノロイです」

人類は衰退しました』2巻に、『ガンバの冒険』へのオマージュがあるようですね。…2巻は、買ってあるのですがまだ読めてません。ノロイは強いですね。イタチが怖くなりますね。

・山崎透氏(『人類は衰退しました』のイラストを担当)について

「とにかくうまいと思いました。こんな人が埋もれていたこと、それを発掘してきた編集さんの手腕に驚きました」

小粋でクールなジョークもとくになしで、賞賛してらっしゃいました。