鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)6』電撃文庫
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2005/07/10
- メディア: 文庫
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1巻は文章が分かりにくくて読むのが苦痛だった。2巻では、記憶喪失がストーリーの妨げにしかなっていないことに驚愕。そんな邪魔な設定いらない! そして3巻、アクセラレータと美琴の魅力が爆発。不満を言いつつも読み続けてしまうのは、やっぱり好きなんだろうなあと降参することに。いったんあきらめると細かい不具合は気にならなくなり、素直に楽しんで読めるようになりました。でも、身長は伸びませんでした。
で、6巻なのですが……これがおもしろかった。
当麻の能力や美琴の動かし方など不自然な部分が多いし、悪役は小物感満載。しかし、「超能力VS.魔術」という大設定が存分に味わえる内容で個人的には超満足。超能力と魔術、それぞれの論理がこれまで以上に丁寧に説明され、バトルに説得力を加えてくれた。
学園都市で超能力VS.魔術って設定はほんとに好き。文章も読みやすくなり、これで記憶喪失設定が無くなればもっといいのに!
15巻まで確保済みなので、今後もヒマを見つけて読み続けて行きたい。